ガーシー議員が「33歳シングルマザー」を「強盗犯」と罵倒 女性が被害届を提出する“場外乱闘”に

国会と警察から追われるガーシー議員だが、ネット上では“一般女性”と壮絶なバトルを繰り広げている。ガーシー氏をブチ切れさせているのは、SNSで“ガーシー暴露”を続ける33歳のシングルマザーだ。今月上旬、ガーシー氏は配信中に女性を「強盗犯」などと罵倒。それに対し、女性が名誉毀損で被害届を警視庁に提出するなど“場外乱闘”はヒートアップしている。

「俺はオノレに何かしたか、一回でも? おいゴラァ! ワレと関わったこと一ミリもないぞ、ワシぁ。おい、カス!」

2月7日、ガーシー氏は配信中、現職の国会議員とは思えぬドスの効いた声で苛立ちを爆発させていた。

怒りの矛先は、Twitterで2万5000人近いフォロワーを持つ「暗号資産女子の金ちゃん」こと金沙也さん(33)に向けられていた。金さんは、ガーシー氏の暴露を続ける”一般女性”としてネット界で話題になっている人物である。

金さんが暴いてきたのはガーシー氏を取り巻くドバイ人脈だった。金さんが語る。

「ガーシーの周辺は詐欺師だらけです。配信ではあんなに偉そうにしていますが、彼はAという別の事件で警視庁から逮捕状が出ている国際指名手配犯に操られています。Aこそが、無一文でドバイに渡ったガーシーに資金やスタッフを提供し、YouTubeチャンネルでの暴露を仕掛けた人物です。ガーシーはYouTubeで数千万円稼いだと話していますが、かなりの額をAや周辺に吸い上げられています。でも、Aを信奉していて頭が上がらないんです」

金さんはこんな話をTwitterで暴露するだけでなく、今年1月、警視庁担当を中心に記者を集めてレクチャーまでした。用意したスライドに映し出されていたのは、〈元反社VS極悪組織 抗争相関図 ドバイの仲間たち〉と書かれた、暴力団トップの顔や実名まで入った人物相関図。

それを指し示しながら、「あの男、実は臆病者なんです」などとガーシー氏をこきおろし続けたのである。幾多の芸能人を泣き寝入りさせてきた百戦錬磨の男相手に怖くはないのか。金さんは平然とこう答える。

「私、高卒の元ギャルなんですよ。いまも魂はギャルなんで、相手が政治家であろうが校長だろうが関係ない。警視庁捜査2課にも出向いて捜査協力しています」

いまはタイに息子と二人で住んでいるが、ガーシー氏との対決のため、日本との間を往復する日々を送っていると語る金さん。

だが、彼女自身も清廉潔白なわけではない。高校卒業、母親がやっていたケータリング業を引き継いで生計を立てていたが、26~27歳で結婚と離婚を経験。そのころ、暗号資産にのめり込むようになり、暗号資産のインフルエンサー業を始めた。そして、昨年の春頃、ある暗号資産をめぐってガーシー氏の“仲間”とトラブルになった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1293de047a35e5ca676914a488b6e9f6f3e0c9f4