3月いっぱいでフジテレビ系ワイドショー番組「ワイドナショー」降板が報じられた「ダウンタウン」の松本人志(59)。
同社の大多亮専務は24日の定例会見で松本の急な降板報道について、「ここでお答えするものがございません。
ご容赦ください」と語るにとどめた。

お笑い関係者は「大多専務の発言はあまりにも無責任。松本に『3月いっぱいで降りてくれ』と言ってきたのは、
フジテレビのほうですよ」と話しこう続ける。

「松本は3月の最終週には出演する予定ですが、
松本の感情を害してドタキャンされることを恐れて、フジは降板を明言しなかったのだと思います」
 
 これまで松本の「ワイドナショー」降板情報が錯綜したのは、松本自身が降板を望んでいなかったことが大きいという。

ワイドナショーは2013年10月に、“真夜中のワイドショー”として月曜深夜にスタート。
「普段スクープされる側の芸能人が個人の見解を話しに集まるワイドショー」というコンセプトが人気となり、
14年4月には、31年間続いたフジの人気長寿番組「笑っていいとも!増刊号」の後枠に移行。「ワイドナショー」として再スタートした。

「ワイドナショーは世間を騒がせたニュースを独自の切り口で松本がコメントすることで注目を集めてきた。
16年には当時首相だった故・安倍晋三氏が出演して、『桜を見る会』について取り上げて反響を呼んだことも。
同番組での松本の発言は、ひと昔前のビートたけし(76)のように影響力を持っています」(番組関係者)

 同番組は東野幸治(55)がMCを務め、松本とロンドンブーツ1号2号の田村淳(49)が隔週でコメンテーターを務めているが、
とりわけ松本発言の影響力は大きく、その都度ネットメディアに取り上げられるほど。

「松本はこれまで、番組内の発言を部分的に切り取ったネット記事に不快感を示してきた。
昨年11月には、自身のツイッターで『やっぱりキリトリ記事ってなくならないのね、そろそろか』と意味深なツイート。ストレスが限界に達して
モチベーションが下がっていたのは確かです。しかし、自由にモノが言えるこの番組でのポジションを松本本人は非常に気に入っていたといいます」
(芸能ライター)

 22年4月以降、松本の出演が隔週になってから、
裏番組の「サンデージャポン」(TBS系)だけでなく「ニノさん」(日本テレビ系)に視聴率で追い上げられる事態に。

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