福岡県久留米市の小学校で、女性教諭が児童のイスを取り上げたまま、授業を受けさせていたことが分かりました。
イスを取られた児童の中には床にひざをついて、給食を食べた児童もいたということです。

児童からイスを取り上げていたのは、福岡県の久留米市立の小学校で、1年生のクラスを担任する女性教諭です。

久留米市教育委員会によりますと、女性教諭は2月2日の放課後、机の下にイスを入れる決まりを守らなかった複数の児童の席からイスを取り上げました。

翌日、児童たちが登校しても女性教諭はイスを返さず、そのまま4時間目まで授業を受けさせたということです。

イスを取り上げられた児童たちは、立ったり、床に膝をついたりして授業を受けたほか、給食時間までイスを返されなかった児童は膝立ちのまま食事をしたということです。

保護者から学校に連絡があり、発覚しました。久留米市教育委員会は、「不適切な指導だった」としたうえで、再発防止に努めたいとしています。

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