20代男性ランナーが死亡「いわきサンシャインマラソン」参加中に倒れ救急搬送 福島

26日に、5年ぶりに福島県いわき市で開かれた「第14回いわきサンシャインマラソン」で、参加した20代の男性がレース中に倒れて救急搬送され、その後死亡していたことが分かりました。

いわき市によりますと、26日午前10時40分ごろ、スタートから約13キロ付近で、県外から参加した20代の男性が倒れ、心肺停止の状態で市内の医療機関に救急搬送されました。

その後、男性は27日に死亡が確認されたということです。

男性は倒れたあと、メディカルランナー1人と一般ランナーとして参加していた医師2人により応急救護処置を受けていました。男性の死因はまだわかっていないということです。

【追記 28日午後4時】
午後3時から取材に応じた内田広之市長によりますと、男性が倒れた際、他のランナーが119番通報をし、救急車は午前10時47分に到着しました。

救急車が到着するまでの間はAEDを使用、メディカルランナー(救急救命士)による人工呼吸、ランナーとして参加していた医師による心臓マッサージなどが行われていたということです。

亡くなった男性は20代前半で、持病はなく、当日提出された健康チェックシートにも体調の異常を示す内容はなかったということです。

大会に参加したランナーが死亡する事案は今回が初めてで、詳しい死因は分かっていませんが、今後ランナーの健康状態などチェック体制を考えていきたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/54567c16b5876bf5d3dfdc443bf5e70b30381866