170㎏超の大物も!漂着イワシを追って?佐渡でマグロが異例の大漁 関係者が歓喜【新潟・佐渡市】

季節外れの豊漁に漁師からは嬉しい悲鳴が聞かれました。佐渡市で「黒いダイヤ」とも呼ばれるクロマグロがまとまって水揚げされました。この冬、日本海で起きている異変・大量のイワシの群れが影響しているものとみられています。

クロマグロが水揚げされたのは両津湾に仕掛けられた二つの大型定置網です。平均50kg台のマグロが38本という大漁で、一番大きなマグロは170.5kgというサイズ。
佐渡のマグロ漁は夏場が中心で、この時期にこれだけのマグロがかかるのは珍しく、関係者は日本海側で、連日、大量の漂着が話題になっているイワシが影響しているものとみています。

■内海府漁業生産組合 多田好正 組合長
「イワシなどのエサが湾内であったんでそこへ突っ込んできたのかなという感じはしてます。まだ両津湾内にイワシ、サバそれなりの漁が今続いるので、今後もマグロも期待したい」

水揚げされたマグロは専用の木箱に氷詰めして、ほとんどが豊洲市場に送られます。この時期は脂の乗りがよく関係者は1kgあたり1万円近い高値も期待できるとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1819c080d4e4ff608c8e98000f58f22f1dcc098e