東部要衝バフムト、戦略的撤退も ウクライナ高官、米CNNに
【キーウ共同】ウクライナのロドニャンスキー大統領顧問は2月28日、ロシア軍が猛攻を続けるウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトの戦況について「ウクライナ軍は必要になれば戦略的に撤退する。無為に兵士を犠牲にできない」と述べた。米CNNテレビのインタビューに答えた。
同大統領顧問によると、ロシア軍は民間軍事会社ワグネルの最精鋭部隊も動員してバフムト包囲を図っている。
ゼレンスキー大統領も同日のビデオ声明で「最も厳しいのは依然、バフムト周辺だ」と表明、戦闘は激しさを増していると述べた。
一方で、カール米国防次官（政策担当）は同日、短期的に戦況は大きく動かないとの見通しを示した。
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