厚生労働省は28日、2022年の人口動態統計(速報値)を公表した。青森県で22年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は6348人で、21年の6874人から526人減少した。
確定数値は今後定まるが、過去最少になるとみられる。減少率は7.7%で、全国平均の減少率5.1%よりも大きく、青森県の少子化は全国を上回るペースで進んでいる。死亡数は21年の1万8821人から1396人(7.4%)増え、2万217人となった。

青森県の速報値ベースの出生数は、12年に9958人となり、1万人を割り込んだ。その後も減少に歯止めはかからず、10年間で3千人以上減った。
死亡数も近年は増加基調が続き、速報値ベースでは12年の1万7354人から、10年間で3千人近く増えた。21年死亡数の確定数は、戦後最も多い1万8785人だった。
このほか、厚労省が発表した22年の速報値では、青森県の婚姻件数は21年比で82件(2.1%)減の3738件、離婚件数が92件(同5.0%)減の1740件だった。
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