
マクドナルド、人気ラッパーの広告起用巡り一部フランチャイズが反発
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-01/RQTG7GT0AFB401
米マクドナルドは人気ラッパーのカーディ・Bを広告に起用したことを巡り、一部フランチャイズ加盟店から批判されている。
カーディ・Bは2月、米プロフットボールNFLの王者決定戦「スーパーボウル」で放映されたマクドナルドのCMに、私生活のパートナーであるオフセットと共に登場。そのCMはカップルの食事をテーマにしたもので、ファミリー層をターゲットとするマクドナルドが下品な言葉や性的な内容を含んだ楽曲を手掛けるカーディ・Bと結び付けられることで同社のブランドが損なわれるとフランチャイズのオーナーは主張している。
またフランチャイズ側はカーディ・Bとのコラボについて、店舗オーナーと従業員向けマーケティングガイドラインの「ゴールデンアーチ・コード」に反するとしている。
ブルームバーグが確認した2021年の社内規定のコピーによれば、マクドナルドでは「特定の問題に関する立場や発言内容に基づき、当社のブランドを損なうリスクがあると判断されるセレブやインフルエンサーとのコラボ」は認められておらず、「歌詞に不快な文言が含まれるコンテンツに関連した音楽パートナーシップ」は禁じられている。