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十三代目市川團十郎さん 小松市での襲名披露公演前に練り歩き

歌舞伎の大名跡を継いだ十三代目市川團十郎さんが4日から石川県小松市で襲名披露公演を行うのを前に会場周辺を練り歩きました。

去年10月に歌舞伎の大名跡を継いだ十三代目市川團十郎さんは4日と5日に小松市で襲名披露公演を行うことになっていて、4日は午前中、会場の周辺を練り歩きました。
小松市は市川家ゆかりの歌舞伎の演目、勧進帳の舞台となっている安宅の関があったことで知られています。
沿道には多くの人が集まるなか、團十郎さんが近くを通ると集まった人から「成田屋!」や「おめでとう」などと歓声が上がっていました。
團十郎さんは沿道の人たちに笑顔で手を振るなどして、約20分かけて公演を行う会場の前に到着しました。
また、会場となるこまつ芸術劇場うららは、名称が石川県小松市團十郎芸術劇場うららに変更されるのに伴い記念式典も行われ、團十郎さんは「練り歩きのときも海老蔵ではなく團十郎と声をかけてもらい、1キロ満たない距離ですが小松市の皆さんと接して元気をもらいました」と話していました。