【キーウ共同】ロシアが侵攻したウクライナでの最激戦地、東部ドネツク州の要衝バフムトを巡り、米シンクタンク、戦争研究所は3日、ウクライナ軍が市東部の一部から撤退する可能性が高いとの分析を発表した。英国防省も4日、ウクライナ側にとって最後の主要補給路だった橋が破壊されたと指摘した。

 ロシア側はこれまでに事実上市街を包囲したと主張。同市での戦闘本格化から7カ月。攻防は重要局面を迎えた。

 ロイター通信は、ロシアが掌握すれば、ドネツク州の完全掌握に向けた前進となり、冬以降の攻勢で、最初の重要戦果となると伝えた。ウクライナの副司令官は戦況を「危機的」と認めた。

共同通信 3月4日19時02分
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