3/2(木) 17:31配信
DAZN News

【国内サッカー・Jリーグ】DAZNのレギュラー番組『FOOTBALL FREAKS』#97では、30周年を記念してJリーグを特集。各FREAKSのMC6人が、日本サッカーの未来について議論した。

今シーズン、Jリーグは30周年という節目を迎えた。日本サッカーの発展に貢献してきたJリーグは、今後どのように進化していくのだろうか。

通常、欧州サッカーについて取り上げている『FOOTBALL FREAKS』だが、#97ではJリーグを特集。メモリアルなシーズンが開幕したタイミングで、各FREAKSのMC6人が日本サッカーの未来について議論した。

「これからの30年を考えよう」というテーマでは、今シーズンの開幕戦の観客動員に関するデータを紹介。入場者数は合計「159,815」で、収容率は「66.5%」となっていた。

このデータについて、桑原学アナウンサーが補足。サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌(収容率:37%)とサガン鳥栖vs湘南ベルマーレ(収容率:40%)は「すごく雨が降っていた。そういう事情もあったと思います」と語り、「結果的に箱(屋根付きスタジアム)は大事」と設備充実の大切さに触れた。

また、「ファンを増やすために必要なこと」というテーマになると、ジャーナリストの小澤一郎氏はライフスタイルの観点に言及。「若い頃はスタジアムに行けても、結婚したり家族ができたりとなった時に、週末にみんなで行くイベントにJリーグがなれるかどうか」とコメントした。また、同氏はスタジアムへのアクセスや、車で観戦に行った際の駐車場問題などについても指摘している。

スポーツライターのベン・メイブリー氏は、観戦チケットの値段設定について「試合に行きたい人が『高いから行かない』となっているのであれば、試合によって値段設定を変えるような仕組みがあっても良いのでは」と提言した。

昨年は、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022で日本中が大いに盛り上がった。その“熱”をいかに絶やさずに未来へとつないでいくか──。日本サッカーには、これからなすべきことがたくさん残されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/632cd97de85f0787bfec51488507b4d712d1adee