全国女子駅伝で下半身強調して撮影した疑い 京都の公務員を書類送検
光墨祥吾2023年3月7日 11時45分

 全国都道府県対抗女子駅伝に出場した選手たちの下半身を執拗(しつよう)に撮影したとして、京都府警は7日、地方公務員の男(39)=京都市南区=を府迷惑防止条例違反(ひわいな行為の禁止)の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。男は「自分の性欲を満たすためだった」と供述しているという。

 捜査関係者によると、男は1月15日、京都で開かれた「第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(日本陸上競技連盟主催)で、高校生や大学生ら選手4人(18~22歳)の下半身などを強調した写真を撮影した疑いがある。

 女子駅伝には全国47都道府県の選手が出場。男はカメラを使い、ウォーミングアップ中の選手や、中継所で倒れ込んでいる選手の下半身や胸を撮影。カメラからは計約180枚が見つかったという。

 府警は女子駅伝の当日、競技と直接関係がない性的な写真を撮影する「アスリート盗撮」に目を光らせようと、沿道に捜査員を配置して警戒。カメラを持った不審な男を捜査員が発見し、その後任意で事情を聴いていた。

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https://www.asahi.com/articles/ASR36764FR36PLZB003.html