猪木さんお別れの会 思い出の場所・両国国技館で「燃える闘魂」に最後の別れ 祭壇前には特設リングが

昨年10月1日に79歳で亡くなった偉大なプロレスラー、アントニオ猪木さんの「お別れの会」が7日午前11時から両国国技館で行われる。
昨年10月1日に死去した元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さん(享年79)の「お別れの会」が7日、東京・両国国技館で開かれた。愛弟子の藤波辰爾をはじめ、武藤敬司、蝶野正洋、前田日明、藤原喜明、新日本プロレスのレスラーらが参列した。
 猪木さんが数々の激闘を繰り広げ、昨年8月28日には日本テレビ「24時間テレビ」に最後の生出演をした思い出の場所。祭壇は白を基調とした花で囲まれ、メーン写真はトレードマークである赤のマフラーに赤のネクタイを締めた笑顔の猪木さん。祭壇の前には「闘魂」の金文字が記された赤色のクロスがつながったリングが設置された。

 冒頭で坂口征ニ新日本プロレス相談役が開会の辞を担当。テーマ曲「炎のファイター」が流れて開会した。これまでの猪木さんの試合映像と「この道を行けばどうなるものか…」のおなじみの詩が流れた。

 愛弟子の藤波は、お別れの言葉で「あなたは私の永遠の師匠であり、不滅のヒーローです。初めて訪れる休息のとき、ゆっくりと安らかにお休みください。でも、またリングに会いにきてください。いつでも帰りを待っています」と追悼した。

 1部の追悼式典は関係者および指定席購入者ら4800人が参加。国技館には開場前から一般ファンの列ができ、式典で「燃える闘魂」に最後の別れを告げた。

 猪木さんの通夜は昨年10月13日、葬儀・告別式は同14日に家族葬で、11月24日に四十九日法要が横浜市の総持寺で執り行われた。
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