金沢大職員、個人情報記録したUSBメモリ紛失 同窓会員8910人分
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 金大は7日、同窓会員8910人の郵便番号、住所、氏名などを記録したUSBメモリを紛失したとホームページで発表した。7日現在、個人情報の漏えいによる被害は確認されていない。

 同大によると、職員は2月3日にUSBメモリを業務で使用し、6日朝になくしたことに気付いた。大学構内で探し、警察に遺失届を提出したが、7日時点で見つかっていない。

 USBメモリはセキュリティー機能で暗号化されるとともに、個人情報には複数のパスワードを設定するなどの対策が施されていた。

 金大は同窓会員に謝罪の連絡を入れた。再発防止に向けて全教職員に対し、個人情報が保存された記録媒体を外部に持ち出さず、やむを得ず出す場合にも、許可の上でファイルの高度な暗号化などで適切に管理するよう求めた。