当時21歳の実の娘に性的暴行を加えたとして強制性交の罪に問われた父親の判決公判が9日、大津地裁であり、大森直子裁判長は懲役7年6月(求刑同9年)の実刑判決を言い渡した。

 地裁は、被害者のプライバシー保護のためとして、被告の名前などを伏せて審理した。

 判決によると、父親は昨年9月6日と同10月6日、自宅で布団の上で横になっていた被害者に乱暴した。