凸版印刷、社名を「TOPPANホールディングス」に
凸版印刷は9日、10月1日付で社名を「TOPPANホールディングス」にすると発表した。1900年の創業以来、初めて祖業の「印刷」を社名から外す。デジタルトランスフォーメーション（DX）など成長分野を広げる姿勢を打ち出す。
同社は10月に持ち株会社に移行する。DX関連事業と紙の印刷や包装材などの事業は、4月27日付で吸収分割契約を結び、分割準備会社として設置した「TOPPANデジタル」と「TOPPAN」にそれぞれ引き継ぐ。
セキュリティーなどの事業は子会社のトッパン・フォームズに移管・統合し、4月1日付で「TOPPANエッジ」とする。
凸版は「事業ポートフォリオ変革を推進していく意思を込めて、既存の事業領域を規定する『印刷』を含めない商号とした」とコメントした。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC095ON0Z00C23A3000000/
