変化に応じた新しいオフィスを提案 湊宏司・イトーキ社長
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6786e4dd353a923406183e1c5688688fda2ba73
── 2022年12月期の最終利益は過去最高の52.9億円と業績好調ですね。要因は何ですか。 湊 当社の事業セグメントは、売上高の7割を占めるデスクや椅子などオフィス家具を中心とする「ワークプレイス事業」、3割を占める研究施設や倉庫で使う自動仕分け機などの「設備機器・パブリック事業」と、大きく分けて二つあります。 とりわけワークプレイス事業は昨年も今年も好調です。オフィスビルの市況が動くと、伸びる傾向があります。今年から来年にかけて、東京都心では港区などで新しいオフィスビルが完成予定であるほか、大阪・梅田でも再開発が進んで、福岡・天神でも新しい大型ビルができます。企業が新築ビルに移転すれば、玉突きで元のビルに新たなテナントが入るので、当社にとってビジネスチャンスとなります。