堺市は10日、農業用水路の転落防止柵に70代の男性=同市美原区=がもたれかかったところ、柵の支柱が外れて水路に転落し、首の骨を折るなど大けがをしたと発表した。男性は現在も入院中という。

柵は設置から30年以上が経過し、根元が腐食していたとみられる。だれが設置したかは不明で、法的には市に点検義務はないというが、市が管理する農業用水路にかかるため、「点検や管理を行うべきだった」と陳謝。管理する市内水路の柵の緊急点検を行うと明らかにした。

同市農業土木課によると、7日午前9時40分ごろ、同市東区菩提町で男性がスチール製の転落防止柵(高さ約1・2メートル)にもたれかかった際、柵の支柱の基礎部分が外れて約1・5メートル下の水路に転落した。

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