https://www.sankei.com/article/20230313-BL5BKKO3DJKLTGRPCBXORFOFYI/

米韓両軍は13日、朝鮮半島有事を想定した大規模合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を開始した。
23日まで11日間の予定で、韓国メディアによると過去最長となる。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後初めてとなる春の定例演習で、約5年ぶりに大規模な野外機動訓練を実施し、
核・ミサイル開発が急速に進む北朝鮮への圧力を高める。

朝鮮中央通信は13日、演習開始に先立ち12日未明に「水中発射訓練」を実施し、
潜水艦から日本海に向け巡航ミサイル2発を発射したと伝えた。
北朝鮮外務省は米韓演習に言及する談話を12日付で発表。
「国家の自主権と権益を徹底的に守るため、超強力に対応することを改めて厳粛に明らかにする」と主張し、
さらなる軍事措置の実施を示唆した。