習氏3期目、台湾統一に決意 「外部勢力の干渉反対」 米国をけん制・中国全人代閉幕

 【北京時事】中国の習近平国家主席は13日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕に先立ち演説し、
台湾問題について「外部勢力の干渉と『台湾独立』分裂活動に断固反対する」と述べ、
名指しを避けながらも台湾への関与を強める米国などをけん制した。

「祖国の完全統一の実現は中華民族全体の共通の願いだ」とも語り、
3期目指導部の本格始動に当たり、中台統一に改めて強い決意を表明した。

 全人代開幕の5日に公表された政府活動報告は「外部勢力の干渉」に反発する表現がなく、
4年ぶりに「平和統一」の文言が復活し、比較的穏健なトーンだったが、習氏は自らの言葉で米国に対する強硬な態度を示した形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7051bdbb74831cb8489d606eeb916e14fa680e1