めちゃくちゃだな

「自分は同性愛者」父との溝埋めるため一大決心 カミングアウトして自分らしく生きる 眠らない街『女子大小路』に密着(CBCテレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d79d9b4b3b339c2ff3e049c4bc830cf358dedda
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230313-00010003-cbc-000-1-view.jpg

(前略

続いて出会ったのは、ゲイバーで働き始めて約7年のゆんとさん(30歳)。明るくふるまっていますが、心の奥にはある悩みを抱えています。

「ゲイだと隠しながら両親と暮らすのが苦痛で、23歳の時ぐらいに実家を飛び出して一人暮らしを始めた。もう7年経つけど、ずっと実家に帰っていない」と話すゆんとさん。

物心ついたときから男性のことが好きで、学校の生活に溶け込めず、しゃべり方や仕草でいじめられたことも。それでも自分なりに隠し続け、自分が同性愛者であることを両親に打ち明けられないまま今に至るそう。

「今では親というより他人のような感覚」と父親とはずっと距離を置いてきたゆんとさんでしたが、「やっぱり親なんで、自分のことを知ってほしい」とついにカミングアウトを決意。思いを伝えるため、覚悟を決めて父親に電話をかけます。

(ゆんとさん)
「ずっと言えなかったことがあって。実は物心ついたときから女性に興味がないんだよね。いわゆる性同一性障害っていうのに当てはまるんだけど。昔からずっと言えなくて。気づいてた?」

すると、ゆんとさんの父親は…

(ゆんとさんの父親)
「薄々そう思っていた。なんとなくそうじゃないかなって。許す許さないもないし、恥じることでもないし、隠すことでもないとオレは思っていた。それならそれで認めるつもりでいた」

さらに「自分の思うように精一杯生きてくれればそれでいい。“それが自分だ”と胸を張れるんだったら、オレはそっちの方がカッコいいと思うな」と優しい口調でゆんとさんを応援。

ゆんとさんは緊張から解放され、「明日から胸を張って生きられそうです」と胸をなでおろします。その数日後、ゆんとさんは初めて父親と2人だけで食事へ。止まっていた2人の時間が、再び時を刻み始めました。

(後略