ロシアのウクライナ侵略前、世界は新型コロナウイルスに揺れていた。未知の感染症に立ち向かった研究者の国境をまたいだつながりが、侵略下で一人の国外避難を支えた。ウクライナ国立科学アカデミーのイゴール・ネステルクさん(68)と京都大教授の西浦博さん(45)。「研究を続けられたことは大きな喜びだった」と語るイゴールさんは今月下旬、日本での研究プロジェクト終了に合わせ、帰国する。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230314-OYT1T50140/