消費者庁が実施した2021年度「食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業」の報告書によると、カシューナッツの即時型症例は全体の2.9%を占め、鶏卵・牛乳・小麦などに続いて7番目に多かった。ショック症例も4.5%を占め、6番目だった。

 河野大臣は「公定検査法を確立することが義務表示には必要となるため、2023年度予算案にそれを盛り込んでいる。成立後に直ちに着手できる」と述べた。

 9日に食品表示基準の改正により、表示義務品目に追加された「くるみ」については、公定検査法の開発に3年以上かかったことから、「もっと短縮するためにどうすればよいのか、いろいろやっていかなければならない」との問題意識を示した。

https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/70905