現場付近で起爆アンテナ発見か 海底ガス管破壊でロシア大

 ロシアのプーチン大統領は14日、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で昨年9月に起きた爆発によるとみられるガス漏れの現場近くで、爆発物起動に使われたとみられるアンテナのようなものが見つかったと述べ、国家が関与したテロ行為だと改めて主張した。

 プーチン氏は訪問先の東シベリアで国営テレビのインタビューに応じた。パイプライン建設と運営に参加したロ企業ガスプロムがデンマーク政府の許可を得て約30キロ離れた地点から現場周辺を調べたところ、パイプの接合部分が大きく破壊され、近くにアンテナのような柱があったという。

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