“安倍首相に最も食い込んだ記者”
解説委員の岩田明子氏がNHKと契約終了し芸能事務所「ホリプロ」所属へ
https://bunshun.jp/articles/-/61363?page=1

NHKで解説委員などを務めた岩田明子氏が大手芸能事務所「ホリプロ」に所属することが、
「週刊文春」の取材で分かった。

岩田氏は1996年にNHKに入局。
岡山放送局を経て、2000年から東京放送センターの政治部に所属。
永田町や霞が関を20年以上にわたって取材してきた。

「故・安倍晋三元総理の番記者を2002年の官房副長官時代から務め、
“安倍首相に最も食い込んだ記者”とも呼ばれました。
安倍氏の母・安倍洋子さんからも信頼を得て、度々自宅に招かれていました。
『月刊文藝春秋』でインタビューをしたこともある」(NHK関係者)

2013年7月からはNHK解説委員室に異動し、政治部記者と兼任する形で、
政治担当の解説委員として活動。「国際報道」や「ニュースシブ5時」、
「解説スタジアム」などの番組で、主に政治や国際情勢の解説を務めてきたほか、
2019年4月の新元号発表時や、同年5月の天皇即位にあたっての特別番組にも出演した。

■民放番組にも出演していく意向

2022年7月に安倍氏が暗殺された際は、大きなショックを受けていたという。

「この月にNHKを早期退職。契約職員扱いで解説委員の仕事だけ継続していました」(同前)

その後も月刊誌や夕刊紙などへの寄稿を行ってきたが、NHKとの契約は3月終了で合意しており、
フリーランスのジャーナリストとして独立することになった。

「今後は千葉大学などの客員教授として活動するとともに、民放番組にも出演していく意向のようです」(同前)

ホリプロに岩田氏が所属することは事実か聞くと、こう回答した。

「契約に向けて調整中です」

今後、どのような活動をするのか注目される。