ブルーボトルコーヒーの「あいつ」とは
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ブルーボトルコーヒーの日本初オープンは注目を集めていましたが、ネット上ではそれ以上に、とある人物のブルーボトルコーヒーに関するツイートがあっと言う間に拡散されていました。
ここでは、とある人物が有名になってしまった経緯について紹介します。
問題になったTwitterが投稿されたのは2015年2月6日。ちょうど日本の第1号店がオープンした当日でした。
Twitterの主はITジャーナリストの松村太郎さん。「ブルーボトル日本開店おめでとう。西海岸で飲む、いつもの味。僕にとって新鮮みがないことが成功の証だと思う」とつぶやきました。
この意識高い系の投稿に対して、あっという間に2000近くのリツイート、1300を超える「いいね」がされて、まとめサイトや2chでスレッドが伸びるなど、まさにバズるという状況に。
これがきっかけで、松村太郎さんは「ブルーボトルコーヒーのあいつ」と呼ばれることになったのです。

ブルーボトルコーヒーのあいつと松村太郎が揶揄される理由

ここからは、松村太郎さんのTwitterがバズった理由について深堀していきます。

・国によって味は違うから

松村太郎さんがつぶやいた「西海岸で飲むいつもの味」というフレーズに対して、ツッコミが多数入りました。
実は、ブルーボトルコーヒーは進出する国によってテイストが変わってきます。つまり、日本の店舗において、アメリカ西海岸の味を飲むことはできないのです。
ネットでは、松村太郎さんについて「もしかしたら味音痴なのではないか?」という推測も浮上。
仮にそうだったとしても、ブルーボトルコーヒーの方針を事前に知っていれば、このようなミスはなかったはずだ、と否定的な反論が多かったそう。

・意識高い系発言が鼻についたから

ブルーボトルのあいつと揶揄されるようになった原因の1つには、Twitterの短い文章で、鼻持ちならない上から目線が読む人のカンに触ったからではないでしょうか。
「西海岸で飲む、いつもの味」や「成功の証だと思う。」といフレーズは、「アメリカで成功している俺」というニュアンスが滲み出ているように捉えられてもしかたがありません。