飲酒運転で高速道路を逆走して車3台と衝突し、3人を死傷させたとされる男に甲府地裁は懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

危険運転致死傷の罪に問われているのは上野原市の無職 緑川将平被告(25)です。

判決によりますと緑川被告は2020年7月酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、東富士五湖道路を時速146kmで逆走して、対向車3台に衝突。1人を死亡2人にけがをさせたとしました。

甲府地裁で開かれた裁判員裁判で、三上潤裁判長は、ブレーキをかけることなく対向車にほぼ正面から衝突した上、酒気帯び運転の基準値の6倍を超える酩酊状態で非常に危険な運転だったと指摘しました。

そして飲酒運転に対する抵抗感が低く、危険運転致死の事件でもかなり重い部類に属するとして懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

弁護側は、「被告人と相談するためコメントできない」としています。

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