宝島社は15日、斉藤勇立正大名誉教授の監修を受け同社が昨年5月に刊行した「認知バイアス見るだけノート」の内容に不備があったとして、
書店から回収すると明らかにした。別の書籍の監修者が「多くの類似がある。悪質な盗作物だ」と指摘していた。

 盗用を訴えたのは、一昨年4月に刊行された「認知バイアス事典」(フォレスト出版)で監修者を務めた高橋昌一郎国学院大教授。
偏見や先入観が生む非合理的な心理状態を解説した同書の構成や文章の一部が、宝島社の書籍と一致しているとして、
見解をただす質問状を1月に宝島社に送付。同社は2月「指摘を真摯に受け止め、増刷や再出荷の停止を急ぐ」と回答していた。

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