「一体何をしなければならないのか」古橋亨梧&旗手怜央の日本代表招集外に現地紙が疑問を投げかける「セルティックファンは困惑」
https://news.yahoo.co.jp/articles/04c7b86add5cdf7e0b6783e3d1b48d54d6fd40a6

15日に発表された日本代表のメンバー26名。森保一監督は、4名の若手を初選出し、これまでチームを支えたベテラン選手を招集しなかった。

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それぞれの選手の招集には理由があり、「これという絶対的な判断基準というところは全てあるというわけではなく、どこか総合的なことがある」と、森保監督はメンバー選考の理由を説明していた。

その中でも注目を集めるのは、セルティックのFW古橋亨梧、チームの中心としてプレーしているMF旗手怜央の選外と言える。

古橋は今シーズンもセルティックのスコアラーとして活躍し、スコティッシュ・プレミアシップでは26試合で20ゴールを記録。シーズンを通しても26ゴールと誰よりもゴールを決めている。

旗手もインサイドハーフとしてチームの中心選手となり、現地での評価も高く、FW前田大然と共に招集を受けるとの見方が強かった。

しかし、結果は前田のみが招集。この結果に、イギリス『デイリー・レコード』が疑問を投げかけた。

「キョウゴと旗手怜央は日本代表に戻るには一体何をしなければならないのかを考えているに違いない」

そう報じた『デイリー・レコード』だが、確かに結果やパフォーマンスを見れば招集に値するだろう。森保監督も「彼らは選ばれていても全くチームの戦力として問題なく活躍してくれると思う」とパフォーマンスを評価していた。

一方で「リーグのレベル、置かれている状況もそれぞれ違うというのは各国違うこともあり、それを考えての招集」とも語っており、それぞれの置かれた状況を踏まえての招集でもあるとしていた。

『デイリー・レコード』は2人が選ばれなかったことを受け「セルティックファンは困惑している」とし、2人以外に招集を受けた選手たちについて言及した。

森保監督が口にした「リーグレベル」に関しては、中盤9名のうちの6名は5大リーグでプレーしており、MF守田英正はポルトガルのスポルティングCPでレギュラーのため理解できるとしているが、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の田中碧(デュッセルドルフ)、オーストリア・ブンデスリーガの中村敬斗(LASKリンツ)は、必ずしも当てはまらないだろうとした。

また、前田が選出されたことが逆に疑問だとしながらも、町野修斗(湘南ベルマーレ)は今季1ゴール、西村拓真(横浜F・マリノス)も1ゴールと結果を指摘。上田綺世(セルクル・ブルージュ)はリーグ戦のゴールは多いものの、代表では12試合無得点、浅野拓磨(ボーフム)も2得点しか決めていないと指摘している。

古橋はW杯後の試合で15試合13ゴールと結果を残しており、大きな影響を与えられるとし、ここまで結果を残していながらも呼ばれないことは、スコットランドの人々にとっても疑問を覚えるものとなったようだ。