また「コンタクトレンズ」の一部品薄が、意外な理由で続いています。東京・千代田区にある販売店「コンタクトレンズ井上・サンクレール店」を取材すると、メーカーから欠品の連絡がFAXで届いていました。

一部メーカーで販売する「ワンデータイプ」の商品で、一部の度数などに欠品が起きていました。

実はその背景にあるのが、新型コロナウイルス感染に伴う「行動制限の緩和」だというのです。

コンタクトレンズを買いに来た客

「コロナ禍に比べたら(コンタクトを使う)頻度は多くなりましたね。スポーツとかレジャーに行くようになったので、めがねじゃなくてコンタクトを使うようにしている」

新型コロナの影響で海外の工場が閉鎖され、ウクライナ情勢による物流の停滞も続いています。

こうした中、メーカーは「行動制限の緩和で需要が急拡大し、生産能力を超過した」と説明しています。また再入荷は、春先ごろを予定している商品もあるとしています。

このため、販売店は在庫を問い合わせるなど、いつもより早めの行動を呼びかけています。

コンタクトレンズ井上 サンクレール店 町田幸夫店長
「ギリギリに買いに来るのではなくて、なるべく早めに眼科を受診してもらって、余裕を持って購入していただければと思います」

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7a8436df1599cbdaae30ad457f6ba105cd4e03