ジャニー氏の性加害問題、沈黙する司法と大手メディア BBC番組制作者が批判



日英のルーツを持つインマン氏は「SNS上では圧倒的な反響がありましたが、大手メディアは静かです」と明かした。

●制作者「少年を手なずけるグルーミングの達人」

会場には、40人ほどの記者が集まった。日本外国特派員協会には、日本のメディアも参加できるが、テレビカメラは3台のみだった。

20年近くジャーナリストをしているというアザー氏は、日本の司法機関の動きの鈍さや閉鎖性を指摘した。



「名誉毀損訴訟の後、捜査が行われたかは知るよしもありません。ただ、確実なのはジャニー氏は起訴されなかったということ。それはショッキングなことです」

「パキスタン、メキシコ、アメリカ、カナダなどでは、弁護士や法的機関、警察への取材は可能でした。しかし日本では、特派員でない限り警察と交流することすらできない」

●会見参加の記者「外国人を職質している場合じゃない」

会見終了後、弁護士ドットコムニュースが参加者に取材すると、日本の特殊性を指摘する声が相次いだ。

23年在住の英国出身作家ブライアン・ロングさんは「娘の友達が大ファンでびっくりしている。同じCDを6枚も買い、コンサートのために国内をあっちこっちに飛び回ってる」「問題を日頃から見て見ぬふりをしている。政治に関してもそうだ」と手厳しかった。

デンマークのジャーナリスト健人・W・ダールさんは滞在歴43年。「警察とメディアさえ仕事をしっかりしていれば、こういうことは起きなかった。日本の警察は僕がそこら辺歩いていたらすぐに職務質問をしてきますが、やっぱり目を向けるべきものはもっと大きな問題だと僕は思います」

自身が日本国内で受けた性被害を告発したオーストラリア人のキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは「日本は本当に遅れている。時効は撤廃すべきです。被害を受けた人に『話してくれ』ではなく、警察や法曹など司法にかかわる関係者が聞くトレーニングをしなきゃ正義は実現できない」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9f186486d908976512edbd3a3deb0fc2a8310e

話題はガーシーとWBC…
こいつら馬鹿なの?