ヨーロッパの人々はアメリカの歴史を熟知していて、アメリカ人がいくらフレンドリーになっても、それは本当の意味での「フレンドリー」ではないということもよくご存じなので、最初から彼らをまったく信用していません。

なのでアメリカ人に「あなたはビューティフル」「あら素敵なネクタイね」「素晴らしい仕事をしたね!」と言われてもそれはあくまで社交辞令で、マイナス一五〇点ぐらいに割り引いておきましょう。

日本人はいくら頑張ってもアメリカ人にはなれません。寡黙でミステリアスな東洋人とのイメージを貫き通し、コミュ障として生きるのも面倒くさくなくてよいでしょう。

谷本 真由美

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6cabfd57600d9bf2fe3dc7ab36524a67e625de6?page=2