大阪市淀川区の阪急十三駅近くのコインロッカーに乳児の遺体を遺棄したとして、大阪府警は20日、住居不定の接客店従業員の女(33)を死体遺棄容疑で逮捕したと発表した。女は「赤ちゃんを産んだ日にロッカーに入れた」と容疑を認めているという。

発表では、女は1月30日頃、大阪市淀川区十三東のコインロッカーに女児の遺体を放置した疑い。「お金はなく、(父親が)誰かわからないので、育てるつもりはなかった」と供述しているという。

今月16日、保管期限を過ぎたロッカーから荷物を回収した業者が遺体を発見し、現場周辺の防犯カメラ映像から女が浮上。府警によると、女児の死因は不明で、生後間もなく死亡したか、死産したとみられるという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230320-OYT1T50108/