ウクライナの子供の連れ去りに関与した疑いで国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)がロシアのプーチン大統領に逮捕状を出したことに対し、メドベージェフ露国家安全保障会議副議長は20日、交流サイト(SNS)を通じ、ロシアがICCにミサイル攻撃をする可能性に言及し、ICCを威嚇した。

【写真】ロシアのメドベージェフ国家安全保障会議副議長

メドベージェフ氏は「全ての人間は神とミサイルの下で生きている。北海の露艦艇から超音速ミサイルがICCに発射されるという想像は可能だ。ICCは北大西洋条約機構(NATO)に加盟しているわけではなく、戦争は始まらない」と主張。「ICCで働く人々は空を注意深く見ておくように」などと書き込んだ。

ICCは17日、プーチン氏への逮捕状を出したことを発表。ICCに加盟していないロシアは「ICCの決定に法的効力はない」と主張している。

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