■興味深い地域差

特定層以外に地域差もおもしろい。

画像:WBC日本戦の都道府県別視聴率
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47都道府県の中では、大会開催地の東京は実はかなり低い。関東地区も比較的低く、熊本県をはじめとする南九州が高い。そして北海道や岩手県を頂点に、東北が高くなった。
第1の要因は、明らかに大谷翔平だ。アメリカ大リーグで一段と成長した姿を見ようと、日本ハム時代のファンが多い北海道が高く、さらに地元岩手が断トツとなった。
しかも岩手県は、佐々木朗希の地元でもある。例えば第3戦の対チェコ戦。佐々木が先発したためか、岩手県の数字が一挙に5%も跳ね上がった。
佐々木人気は地元だけに留まらない。千葉ロッテマリーンズの千葉県でも第3戦は跳ね上がった。若武者への期待は、大谷に勝るとも劣らない。