バレエはいつから始めたのですか。

KAZUHA:3歳からです。たぶん韓国の歳で言うと5歳だと思います。

とても幼い頃に始めたのですね。

KAZUHA:はい、最初は私が習いたいと言ったわけではなかったんです(笑)。母が家の近所にあったバレエスタジオに私を入れて、それで自分もよくわからないうちに習い始めました(笑)。子どもの頃は友だちと楽しく遊びながら習う感じでした。そしてだんだんコンクールにも出るようになって、バレエをプロとして踊る人もいるということを知りました。
そんな姿がかっこいいと感じましたし、「私もあんなふうにプロとしてバレエを踊りたい」と思っていました。

長い間バレエをしてきて、オーディションに応募するのは、大きな決断だったと思います。

KAZUHA:バレエを続けながら、今後「私の人生でバレエだけをすること」についてずいぶん悩んでいました。もちろんバレエをしている間、その過程が楽しくて、学ぶことも多いのは良かったんですが。
同時に「これが本当に私がやりたい夢なのか」という思いもずっとあったような気がします。そうするうちにだんだん、K-POPのような他のジャンルで、いろいろな表現ができるステージをしたいという気持ちが生まれました。
でもいざ新しいことを始めるとなると簡単ではなくて、留学もしていたので、どうすればK-POPの世界に入ることができるかもわからず、とてももどかしく思っていました。そんな中、コロナでK-POPのオーディションがすべてオンラインに変わったんです。
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