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定数削減に伴い、53選挙区のうち、1人だけが当選する「1人区」は現行の31から36に増加。落選した候補者への「死票」が増えるため、共産は「多様な民意を反映できなくなる」と反発していた。

 共産府議2人の選挙区は定数が5から4、4から3に減り、激戦となるのは必至。共産は前回と同じ得票順位なら議席を失ってしまう。このため同党は、今年に入り志位和夫委員長ら党幹部が大阪を訪れる回数を増加。陣営幹部は「定数削減が決まった昨年2月以来、党員らと対策を講じてきた」と話す。