>>188
短期では金利平価説なんですから均衡金利から高く離れてるときに
是正しようとしたら当然自国通貨安になりますよね
均衡金利から高いということは需給ギャップがあるということでもあります
需要不足ですね
デフレ、需要不足が金利高、円高によって拡大するわけですね

もちろんドルベースや実質値ではデフレと円高で増価してるわけですが
雇用や投資といった実体経済は悪化します
物価の安定、デフレを改善するのが中央銀行の仕事なわけですが
むしろ需給ギャップを拡大させてしまうわけですね
それはいけないので
需給ギャップを埋めるために金融緩和をして金利を切り下げるわけですが
円高金利高で空いた穴、需給ギャップを埋めるために
もっと円安にしないといけなくなるわけですね

ええ、つまり金利高円高のせいで需要不足になって
より金利安円安が必要になるわけですよ

金利を上げたければ金利を下げろと
金利を下げたければ上げろという言葉があるように
それと同様に為替も短期では金利平価なので金利によって決まりますから
通貨価値を下げたかったら通貨を上げろ
通貨価値を上げたかったら下げろというわけです

ドルベースが短期では使えない指標なのがよくわかりますね
円高金利高で需給ギャップが拡大したせいで金利安円安が必要になってるのですから
むしろ需給ギャップを拡大させたほうに問題があるわけですね