ウクライナ学生を「難民貴族」と発言の前理事長、「不本意だが退任した。報道されたことを後悔」

 前橋市で日本語学校を運営する学校法人「ニッポンアカデミー」は、清水澄(ますみ)理事長(74)が退任し、後任に清水氏の長女で理事の大野麻由子氏(47)を充てたと発表した。いずれも18日付。

 同法人では、ウクライナ人学生との間で学費の支払いをめぐるトラブルが起き、清水氏は2月24日に県庁で開いた記者会見で、一部の学生らを「難民貴族」と表現した。今月6日付で謝罪文をホームページに掲載したが、17日に県庁で再び会見を開き、2月24日の会見と同様の発言を行った。

清水氏は読売新聞の取材に対し「法人の存続に関わるので、不本意だが退任した。発言が報道されたことを後悔している」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1abd2ae5d089ebf67d33ab6332fb064b2d94667c