【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は22日、国際刑事裁判所(ICC)がウクライナ侵攻を巡る戦争犯罪容疑でロシアのプーチン大統領らに逮捕状を出したことに関し「全てのICC加盟国は義務を果たすべきだ」と述べた。プーチン氏が今後訪問した場合に逮捕状の執行に向けた協力を促した。上院歳出委員会小委員会などの公聴会で述べた。

 米国はICCに加盟していないが、バイデン大統領も17日に逮捕状が「正当だ」として判断を支持している。

 ブリンケン氏は、プーチン氏が中国の習近平国家主席と会談したことについて、民主主義とは一線を画す中ロの連携が深まっている現状が改めて示されたと警戒した。

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