第6回 日米安保条約改定 『日米新安保条約の調印』
<昭和35年1月20日付社説>から 「自由陣営に立つことは当然」

朝鮮戦争勃発の翌年、昭和26年9月、サンフランシスコ平和条約とともに締結された日米安全保障条約は、
独立後の日本が自由主義陣営の一員として国際社会に復帰することを明確にした。
米国は講和後も日本に米軍基地を置き続けることを求め、
日本は米軍基地が日米双方の安全にも役立つとの前提で受け入れた。

ただ、この旧安保条約は講和後の暫定措置として結ばれたものであり、
日本政府が求めたような「平等条約」とはいえなかった。

https://www.sankei.com/article/20230325-QRKCO5K45FPULLU42XLL6EAFDY/