
福島県内23市町村8万円など 東京電力の追加賠償、4月10日から受け付け開始
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/399283?display=1
東京電力は、原発事故による追加賠償の申請受け付けを4月10日から始めると発表しました。早ければ、4月にも支払いが始まります。
東京電力は今年1月、国の審査会が原発事故の賠償基準となる「中間指針」を見直したことに伴い、追加賠償の支払いの対象者は148万人、総額がおよそ3900億円にのぼることを発表していました。
その中には、福島市や郡山市など県内23市町村の「自主的避難等対象区域」で生活していた子どもと妊婦以外の住民に対し、すでに支払われた12万円を除く、8万円を追加で支払うことが盛り込まれています。
東京電力は27日、追加賠償の申請について、4月10日から受け付けを始めると発表しました。
また、対象者のうち透析治療を要する慢性腎不全など特定の持病を抱える避難者については、最大で月5万円を増額することなどを明らかにしました。
東京電力は「早ければ4月中にも支払いを始めたい」としています。