外交概念改定のニュースな
どう読むべきか

・ロシアは自らを西側の敵とはみなしてはおらず、西側から孤立もしてもおらず、敵意も持っていない。
・ロシアは、西側が対立の無益さに気づき、対等な協力関係に戻ることを期待している。
・モスクワは、米国の方針を自国の安全保障および世界の平和にとってのリスクの主な根源とみなしている。
・世界における米国支配の痕跡を消すことに対して、注意が優先的に払われる。
・モスクワは、相互主義の原則に基づいて、すべての国に平等に安全を確保することを目指す。
・中国およびインドとの関係の包括的な深化ならびに連携は特に重要な意味を持っている。
・旧ソ連諸国における主な目標は、この地域を平和、善隣、繁栄のゾーンにすること。