神奈川県議選・3政令市議選告示 4選挙、論戦火ぶた
2023年4月1日 07時40分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/241449

 神奈川県議選と、横浜、川崎、相模原の政令市議選が三十一日告示された。
県議選(定数一〇五)は百六十二人、横浜市議選(同八六)は百三十八人、
川崎市議選(同六〇)は八十二人、相模原市議選(同四六)は六十六人が立候
補。各選挙とも二〇一九年の前回より候補者数は微増した。投開票日は知事選、
相模原市長選と同じ四月九日。(統一地方選取材班)
◆県議選 議席獲得へ、維新が積極擁立
 県議選の立候補者数は前回より八人増えた。自民は前回と同規模の五十人
が出馬し、推薦した無所属二人と合わせて最大勢力の維持を狙う。立憲民主は
前回より二人多い三十一人を擁立し、無所属二人に推薦を出して対抗する。
 公明は現有議席と同数の八人が出馬。うち一人は新人で、ベテラン現職の引退
に伴い世代交代を図る。また、自民などの二十五人に推薦を出した。共産は十三
人が立候補し、議案提出権のある九人の当選を目指しつつ、代表質問ができる
四議席は死守したい考え。
 国民民主と神奈川ネットは、ともに唯一の現職が引退し、それぞれ新人四人、
新人二人が出馬。ネットは立民の七人に推薦を出した。現有議席がない維新は、
元職と新人計二十八人を積極擁立して食い込みを目指す。無所属は二十六人
が名乗りを上げた。