ティッシュペーパーが人気の秘密 栃木県小山市のふるさと納税が最多

栃木県小山市の2022年度分のふるさと納税が30億円を超え、過去最高を更新した。2月末時点で約30億9277万円。21年度の10億9794万円と比べ、約3倍になる見込みだ。返礼品代や手数料などを差し引いた約14億円が市の財源になる。

 市の返礼品はティッシュペーパーとトイレットペーパーが約95%を占める。いずれも6千~1万3千円の人気商品だ。

 人気の理由はなにか。市は(1)物価高のなか、少しでも安くて上質な日用品を手に入れたいという要望が増えた(2)返礼品を受け取った人からのウェブ上のコメントで「対応が早い」「品質がいい」という声が多く、好印象につながった――などと分析している。

 市は素早い対応につなげるために、ふるさと納税の申し込みが増える12月から1月中旬まで、約20人態勢で申し込みを処理した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a036a7a75f38738be233b42bda561f62418aef44