糸井「税金は両方で払ってるわけ?」
坂本「いや、アメリカだけ」
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湯山「坂本さんがNYに移り住んだ理由って何ですか?」
坂本「20年前に移ったんだけど、まあ理由は2、3あって、そのうちの大きな理由の1つは税金だったんですよね。当時は日本よりアメリカの方が、所得税が安かったんですよ」
湯山「なるほど。それって、個人が国家を選んだということですよね。ある意味「リバタリアン」的な考え方でもあるのかな。経済や社会に対する国家や政府の介入を良しとせず、自立した個人を前提にその自由を養護するという。そんな甘いもんじゃないよ、という突っ込みもあるでしょうが、まあ、これにはあらがえないほどの魅力があるのは本当です。」
坂本「そう。市民の側が国を選ぶっていうことね。僕としては、もうちょっと考えなくちゃいけなかったのは、その税金がどう使われているかっていう、自分のお金の行き先。これが、軍需産業に回されて爆弾になっちゃうのか、あるいは病院にいき老人たちを助けるのか、そこを本当は考えなくちゃいけないんだけどね。」
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