ニューヨーク(CNN) 大手SNSツイッターの画面から青い鳥のロゴが消え、柴犬のロゴに入れ替わった。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、柴犬マークの冗談仮想通貨「ドージコイン」をめぐって訴訟を起こされている。

この変更についてマスク氏は3日午後、「約束通り」とツイートした。その下には、別のユーザーが1年前、マスク氏に「ツイッターの買収を」「そして鳥のロゴをドージに変えて」と促した投稿の画像が添えられていた。

ロイター通信によると、マスク氏はロゴが柴犬に切り替わる2日前、同氏のドージコイン支持がマルチ商法に当たるとして投資家から2580億ドルの賠償を請求された裁判で、訴えを退けるよう裁判所に求めていた。

マスク氏およびテスラ側の弁護団は、ドージコイン投資家が起こしたこの訴訟について、「当たり障りがなく、たわいのない」マスク氏のツイートをめぐる「空想の産物」と位置付けている。

ツイッターのロゴが恒久的に変更されたのかどうかは分かっていない。マスク氏は、自分のファンや自分を批判する相手に対して荒らし目的でツイッターを使うことで知られる。

https://www.cnn.co.jp/tech/35202094.html