入社式に“チャットGPTを活用” AIが考えた社長のスピーチは? パナソニック コネクトが入社式

「パナソニック コネクト」は、入社式の社長のスピーチに「チャットGPT」を活用しました。AIが考えたスピーチの中身とは…

パナソニック ホールディングス傘下で、企業向けシステム開発などを手がける「パナソニック コネクト」が入社式を開催しました。

アバターの樋口泰行社長
「皆さんが私達の仲間に加わることを心から歓迎いたします。皆さんがそれぞれの個性や能力を生かし、会社とともに成長していくことを期待しています」

アバター姿で新入社員にスピーチをしたのは、「パナソニック コネクト」の樋口泰行社長です。注目すべきはアバター姿ではなく、スピーチの内容でした。

パナソニック コネクト 樋口泰行社長
「いまAI樋口さんから紹介頂きましたリアル樋口さんです。今のスピーチはですね、我々が今、業務で使っておりますコネクトGPTにお願いして書いてもらったスピーチであります」

「パナソニック コネクト」は対話型AIサービス「チャットGPT」の開発企業の技術を活用し、マイクロソフトと協力して社員の質問に答えるAIアシスタント「コネクトGPT」を開発。今年2月から業務にも活用しています。

アバターのスピーチの内容は「コネクトGPT」に「入社式で行う1分程度の挨拶文を作成して」などと入力し、生成したスピーチだということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4caa124486dd5a5c29c62ce468be542f33148240