稚ホタテ大量死 北海道東部・網走の能取湖 計画の9割、被害7億円か
4/4(火) 9:30配信

 【網走】ホタテの稚貝を育成する網走市の能取湖で、生産計画量の9割に当たる約1億8千万粒の稚貝が死んでいることが3日わかった。原因は不明で、市や西網走漁協(網走)は同日、対策本部を設置した。稚貝は道東の主産地に出荷予定だった。被害想定額は約7億円に上り、地域経済に大きな打撃となる。

 能取湖では稚貝の入った養殖かごを9月から湖内に沈めて越冬させ、翌年4~5月に引き揚げている。引き揚げた稚貝は道東の各産地で放流され、3年後に水揚げされる。

 西網走漁協によると、大量死を確認したのは3月下旬。道立総合研究機構網走水産試験場(網走)が水質検査や病理検査を行ったが、原因は分かっていない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/318290d38d44918924e1a1a3b47c2e8feacc5dfa