小泉進次郎元環境相 国会改革に言及「衆参両院で同じ報告を繰り返す必要はあるのでしょうか」

小泉進次郎元環境相が4日、衆議院本会議で質疑を行い、「力強い外交を進めるには、総理や外務大臣などが外交に割く時間を増やすことが必要で、国会改革が不可欠」と述べた。

具体的な例として、林芳正外相が所信を述べた際に、質疑を求められる委員会が衆参合わせて7つもあることを指摘。
小泉氏が「これは、他の大臣と比べても最多です。7委員会は多すぎると思いませんか」と持論を展開すると、多数の議員も声を上げて賛同した。

また、岸田文雄首相のウクライナ訪問など、外交日程を終えてから行われる報告に関しても「衆参両院で同じ報告を繰り返す必要はあるのでしょうか。衆参合わせて一回で何の問題があるのでしょうか」と主張した。

さらに、国家安全保障戦略においては「外交力を1番目に位置づけた理由と、今後どのような外交政策を進めていく考えかお聞きしたい」と質疑。
これに対し、岸田氏は「総合的な国力が必要。第一の柱は外交力ということで掲げた」との考えを示し
「多くの国と信頼関係を築き、我が国の立場への理解・支持を集める外交活動を行う」と答弁した。

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